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古賀 俊彦 について
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略歴 |
1945年4月 | 福岡県久留米市生まれ |
1971年 | 九州大学医学部卒業 |
1980年 | 医療法人天神会古賀病院副院長 |
1983年 | 日本呼吸器内視鏡学会評議員 |
1987年 | 日本呼吸器内視鏡学会指導医 |
1989年 | 第一回呼吸療法セミナー会長 |
同年 | 日本医工学治療学会理事 |
同年 | 日本医工学治療学会呼吸器分科会会長 |
1993年 | 汎太平洋呼吸療法フォーラム会長 |
1994年 | 医療法人天神会古賀病院院長 |
同年 | レスピラトリ・ケア ニュース発行人兼編集者 |
1998年 | 米国RESPIRATORY CARE誌 Associate Editor |
2000年 | Governor for Japan, Executive Committee Member, ICRC |
2001年 | 株式会社古賀医療研究所社長 |
同年 | NPO法人エス・アールアカデミージャパン会長 |
同年 | 米国呼吸療法学会フェロー(FAARC) |
2002年 | 大宮呼吸器科クリニック院長 |
2003年 | 上野睡眠クリニック顧問 |
2004年4月 | 逝去 58歳 |
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この思いから1989年7月、古賀病院にて 第一回呼吸療法セミナー が開催されました。大会長として古賀俊彦は会の発展・継続に尽力しました。米国呼吸療法学会(AARC)からも賛同を得て、特別講師として、米国を代表する医師・呼吸療法士を迎えました。この呼吸療法セミナーは2000年まで毎年開催されました。現在では 呼吸療法セミナー in 湘南 として継続されています。 彼は一流の教科書を翻訳、また自ら執筆し、医療従事者に提供することを自らの使命だと考えました。 また米国呼吸療法学会(AARC)発行のRESPIRATORY CARE及びAARC Timesから翻訳許可を得て、同学会発行の重要論文や各種ガイドラインを紹介することを目的とした雑誌 レスピラトリ・ケア ニュース を発行しました。またそれを確実に継続・発展させることを当初の目的として、古賀医療研究所を立ち上げました。 呼吸筋の疲労度を非侵襲的に定量・評価できないかと考え、かねてから研究していた BITI(Breathing Intorelance Index;呼吸耐力予備指数) を提案し、それに関する論文の発表、診断機器の開発(2008年に特許取得)、普及に積極的に携わりました。 2003年には、新幹線の居眠り運転で注目を浴びた、睡眠時無呼吸症候群の専門診療施設として 上野睡眠クリニック を立ち上げ、顧問となりました。 「皆様が呼吸ケア技術のレベルを高め患者さんへ還元し、さらに我が国の呼吸ケアレベルを米国のそれを凌駕できるようにすることを夢見るのは実に楽しいことです。」 汎太平洋呼吸療法フォーラム1998の寄稿文より抜粋 古賀医療研究所は、日本の医療の発展に貢献するという古賀俊彦の姿勢を基本理念とし、引き継いでいきたいと考えています。 |
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米国呼吸療法学会の追悼ページ(英文) |
Tribute to Toshihiko Koga Respiratory Care Profession Loses Beloved Friend and Teacher: Toshihiko Koga, MD Sensei AARC Times December 2009 |
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主要研究テーマ |
在宅呼吸療法 ・ 睡眠時無呼吸症候群 ・ 気管支鏡 ・ 呼吸器病学 |
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主要論文及び研究症例報告等一覧 |
別ページにて表示 |
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呼吸療法セミナー・汎太平洋呼吸療法フォーラム 開催にあたって(寄稿文) |
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第一回 ・ 第二回 ・ 第三回 ・ 1993 ・ 1998 |
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レスピラトリ・ケア ニュース |
別ページにて表示 |
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工業所有権 |
呼吸耐力予備指数測定装置 特許第4206436号 発明者:古賀俊彦 特許権者:株式会社古賀医療研究所 |
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主要翻訳書 |
レスピラトリー・ケア・レビュー 呼吸療法指針 東海大学出版会 翻訳 1990 |
RESPIRATORY CARE REVIEW A Workbook & Study Guide Third Edition Steven Bishop / Neal Kelsey 著 |
臨床の肺生理学 患者のケアと評価のエッセンシャルズ 東海大学出版会 監訳 1991 |
PULMONARY PHYSIOLOGY IN CLINICAL PRACTICE The Essentials for Patient Care and Evaluation Lawrence Martin 著 |
わかる血液ガス ステップ方式による検査値の読み方(第1版) 秀潤社 翻訳 1993 |
All You Really Need to Know to Interpret Arterial Blood Gases Lawrence Martin 著 |
高度循環救命法 マルコ 翻訳 1997 |
Textbook of Advanced Cardiac Life Suport : American Heart association Richard O. Cummins 編 |
基礎的救命法 マルコ 監訳 1997 |
Textbook of Basic Life Support for Healthcare Providers : American Heart association Chandra, Nisha Chibber / Hazinski, Mary Fran 編 |
わかる血液ガス ステップ方式による検査値の読み方(第2版) 秀潤社 翻訳 2000 |
ALL YOU REALLY NEED TO KNOW TO INTERPRET ARTERIAL BLOOD GASES SECOND EDITION Lawrence Martin 著 |
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主要著書 |
ポケット版 EBM呼吸ケアハンドブック 証拠に基づく実践ガイドライン(第1版) 照林社 編著 1998 |
ポケット版 最新呼吸ケアハンドブック エビデンスに基づく実践ガイドライン(第2版) 照林社 編著 2006 |
注:生前にまとめてあった原稿を総括して出版された |